デジタルサイネージの導入事例

デジタルサイネージは広告というイメージが強いですが、大小さまざまなものがあり、ただ見せるだけのもの以外にもいろいろな使い方がされています。デジタルサイネージは1つのコンテンツにもなることができるので、作り方次第では見ている人とのコミュニケーションが可能になるのです。美術館や博物館などでもデジタルサイネージの導入は進んでおり、従来の印刷された紙の説明文から、動いて音が出るものも登場しています。中には人間の動作に反応してコンテンツが切り替わるような複雑なコンテンツもあり、施設の付加価値を高めてくれています。

こうした複雑なコンテンツは広告と比較すると独自に開発が必要になるので制作費用が高くついてしまいますが、来館者を楽しませ、集客アップにも影響を与えます。コンテンツはブラウザーで開くタイプのものの他、スタンドアローン形式のアプリケーションになっているものなどさまざまあり、開発はHTML5やUnity、Animate(旧Flash)などが使われることが多いです。開発方法によってできることとできないことや、工数にも違いが出てくるため、制作会社と打ち合わせをしてどのような技術を用いて実現するか相談しなくてはなりません。独自コンテンツの導入のためには機材を購入することも多いため、仕様を決めておくことがとても重要です。

コンテンツはデジタルサイネージを導入した後も定期的に更新を重ね、バージョンアップをしていくことによって価値を維持、高めていくことができます。